流れは止めず、逆らわず、乗っかるべし
- himenoya2020
- 2021年2月8日
- 読了時間: 2分

「子どものために」
よく聞く言葉ですが、本当の「子どものため」とは何なのでしょうか? 「子どものため」を考えるときに、姫野が大切にしているポイントの話です。
それは、「『いつ』の子どものためか」を考えることです。 例えば、年長の子どもたちに対し、小学生になることを考えながら保育すると、大切なことが、45分間座っていられることになってしまいます。 保育所保育指針には、「生涯学習の基盤となる乳幼児期」と記してあります。
保育所保育指針とは、保育士の教科書みたいなやつです。 なので、姫野は、「一生涯にわたって学習をしていく子どもたちのために」を、保育の中で意識しています。 子どもと関わる時に、間違いを指摘し、新しいことを教え込むことはしません。
間違いに気づくきっかけを考え、今やっている行動の中から気づく働きかけ作りをします。
そのためにも、まずは「今」目の前の子どもが、やっていることに目を向けます。
その中で「その子のためになる行動」や「行動の中の、その子のためになる部分」を見つけ
ます。
そして、子どもがやっている「その子のためになる行動」、「行動の中の、その子のためになる部分」に子ども自身が目を向け、意識できるように働きかけます。
また、子どもがやってしまった「その子のためにならない行動」や「行動の中の、その子のためにならない部分」に対しては、失敗として受け止めます。
いくら子ども主体だとしても、変えてはいけないルールはしっかり伝えます。 そして、その後の、子どもが自分を切り替えるきっかけに乗っかっていくのです。
乗っかるポイントを間違えると、ぐずって長引きますよね。
子どもにして欲しくないことを、怒って恐怖で指導しても、怒られなければやりますし、怒る人がいないところでやり始めてしまいます。
だからと言って、間違ったままにするのも違います。
これでは、子ども任せになってしまいます。
子どもに大人がどのように関わるのかで、子どもへ伝わるメッセージが、変わってきてしまいます。
困っている方は多いと思います。
そんな時は、相談に乗っかりますよ。
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