子どもは真似ぶ
- himenoya2020
- 2021年1月12日
- 読了時間: 2分

判断基準というのは、人によって違います。
先輩は先輩の判断基準があり、新人には新人の判断基準があります。
それは、経験値だけではなく、立場によっても変わってきます。
では、新人の判断基準を助ける為には、経験値のある、先輩方はどうすればいいのでしょうか?
昔は「先輩を見て技を盗む」「背中を見て学ぶ」が、基本でした。
しかし、今は丁寧教えないとパワハラと言われ、丁寧過ぎるとセクハラと言われる時代になりました。
そうやって上司を攻撃できる理由が山ほどあり、考えることが苦手な人たちが、考えなくても守られるしゃかいになっている気がします。
また、考えないようにしている人も、増えているように感じます。
学生時代には、自分で考えてはいけない、人の言うことは聞かなければいけない、という教育になっているようにも感じます。
しかし、それは事件や事故など犯罪から、子どもを守るうえでも必要な、社会があるのも現実だからなのです。
ですが、姫野は保育士として、「人の話しを聞き、いうことをきく子ども」を育てるのではなく、「人の話しを聞き、理解できる子ども」を育てることが大切だと思います。
話しを戻し、新人の判断基準を育てる為に、先輩方ができることは、判断するための材料を用意することだと考えます。
基本を知らせたうえで、臨機応変に対応することを教えなければ、何がどう変わったのか理解できません。
また、変化した背景を知らせて行くことも、大切です。
背景がわからないと変化した理由がわかりません。
その際、是非とも先輩方は、言葉にすることをめんどくさがらないで下さい。
判断基準を押し付けるのではなく、新人の中に判断基準を作り育てることが大切です。
そのためにも、新人を理解して下さい。
理解できるはずです。
なぜなら、誰でも新人の経験があるからです。
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