休んじゃおうかな。。。
- himenoya2020
- 2021年5月26日
- 読了時間: 1分

朝、制服に着替えた煌太郎(おうたろう)が、もう一度布団に戻って来て、「起きたくない」と駄々をこねていました。
その横で、初美さんが見守っています。
一度、制服に着替えやる気になったのですが、また、布団に戻ってしまうと、起きたくなくなってしまったようです。
姫野は、パンケーキとウインナーと目玉焼きの朝食を作っていました。
煌太郎の気持ちは本当に良く分かります。
姫野も、しょっちゅうそうなります。
「息子よ。人生はそんなことの連続です。」
そして、親は「木に立って見る」と言うように、どんなに着いて行きたくても、『見る』までしかできないのです。
代わりに学校に行くことはできないのです。
もっと言えば、煌太郎の人生なので、やってあげてはいけないのです。
出来ることと言えば、隣りで見守ることと、パンケーキを焼くことぐらいなのです。
転んでも、また、立ち上がり、歩き出すしかないのです。
煌太郎に言っているのか、姫野自身に言っているのか。。。
Comentários