人生というゲームの楽しみ方
- himenoya2020
- 2021年3月18日
- 読了時間: 2分

姫野は思いました。
「一人ひとりの『今』は完成している。しかし、完璧ではない。」
と、研修等で言っていますが、本当に伝わっているのでしょうか?
完成とは、仕上がることです。
完璧とは、一つも欠点がないことです。
100点を目指し、20点を取ったとします。
20点は、完璧ではありません。
100点になるのに80点足りないのです。
この考え方は、完璧を目指している人の考え方だと思います。
20点は自分が今できることの最高点です。
成長していけば、あと、80点分成長できます。
この考え方も、完璧を目指す考え方をしています。
保育や自分、人生において、100点が完璧ではありません。
なので、前者の考え方だと、テストなどの100点が存在する世界ならば完璧があり、いつかは100点になります。
しかし、100点がない世界ならば、いつになったっても「足りない」になてしまいます。
足りない保育、足りない自分、足りない人生、なのに生き続け、成長を求められ続けます。
ずっと否定され続けることになりますね。
後者の考え方ができれば、「今」の自分を認めつつ、「未来」の自分の成長に期待できますよね。
すばらしい!!!
でも実は、この考え方には落とし穴があります。
100点や完璧がない世界に気づいてしまうと、目指す場所や測るものもないということにも気づいてしまうのです。
100点があるから、今の自分が20点だと分かるのです。
すると、100点や完璧などの評価のある方に戻ってしまいますよね。
だからこそ大事になってくるのが、「私はどうなりたいのか?」という、自分の理想や、好奇心、憧れなどの「自分が行きたい方向」を示してくれる信念や哲学、です。
また、それと同時に「私は何がやりたいのか?」「理想の自分になるためにはどうしたらいいのか?」という、自分の行きたい方向に1歩を踏み出すための「問い」が大切になってきます。
『好奇心のまま理想を高め、「問い」を繰り返し答えを出し実行する。』そうすると自分が成長しますよね。
その成長が、自分の点数に加算されるのです。
なので、姫野は自分の人生は、一生で何点取れるのかという加点方式の人生なのです。
今何点ぐらいとれているのかな?
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